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「2020年移行期の国々」報告書 — フリーダムハウス

フリーダムハウスによる最新の「2020年移行期の国々(”Nation in Transit2020”)報告書によると、ほとんどの西バルカン諸国は、人権の尊重、法の支配、または民主主義の推進に関して否定的な評価に直面しています。これは特に、2003年以来初めて「ハイブリッド政権」として分類されるモンテネグロとセルビアに関するものです。

裁判所の独立、政府機関の業務執行、政治状況、メディアの自由、腐敗のレベルなど、各国ごとに個別に列挙された課題に加えて、特に重要なのは、地域的な性格に関する課題です。

  • 報告書には、ウェストミンスター民主主義財団が実施した2019年の研究「モンテネグロの政治に関する若者の認識と態度」の結論も含まれています。調査によると、若者の3%は国外退去を考えており、55.3%は個人の権利や自由は一般的に尊重されていないと考えているとのことです。一方、48.6%は政治家が若者について全く考慮していないと考えています。
  • セルビアの財政評議会が実施した調査によると、セルビアの経済成長は、法の支配が弱く、汚職が高いために本来であれば達成できた数字を1%下回りました。予想される投資(公共、民間、外国)の不足により成長率は約7%となりました。この調査では、セルビア国内の私企業による投資の必要性が特に強調されました。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナでは、労働組合の行動は法律によって保証されています。しかしながら、労働者は多くの障害に直面し、実際には交渉力が限られています。ストライキ権は法的に保護されていますが、同国連邦労働法はこの権利の行使を難しくしています。
  • この報告書では、多数の極小、中小企業のビジネスを危険にさらす北マケドニアの「非公式経済」の高いレベルへの懸念も指摘しています。雇用主による多くの搾取等にも直面するような労働者の状況等です。

本報告書の詳細につきましては、下記までお問い合わせください: office@adriaticbirdgepartners.com